★ ツォンゴール王の死 / ロラン・ゴデ / 英語版

Laurent Gaudé
Death of an Ancient King

他にも2000冊ほど出品中＝ 【 #そるてぃ書店 】
目次＝ #写真2枚目以降

毎度ありがとうございます。古本につき読書用とお考え下さい。
この他にも小説、思想書、人文書、エンタメ、SF、ミステリ、古雑誌など出品しております。 #二千二十四十

【内容紹介】

ツォンゴル王も高齢になった。長年にわたって巨大な帝国を平和的に統治してきた彼は、愛娘サミリアを正式な求婚者である塩の国の王子に引き渡す準備をしています。宮殿の外の通りはバラの花びらで埋め尽くされ、すべての窓には金色の布がぶら下がっています。しかし結婚式の前夜、代わりに孤独な謎のライダーが現れ、サミリアの手を奪います。数日以内に、2 つの大国は美しい女性をめぐって無意味な紛争の準備をします。そして年老いた悲しい王は、自分の世界と家族が崩壊していくのを見つめています… 色と生の感情があふれ、忠誠心、家族、名誉、戦争という壮大なテーマを盛り込んだ「古代王の死」は、ギリシャ悲劇の失われた断片のようなものです。すべてのページに美しさを集めたシンプルで催眠術のような散文で語られる、この賞を受賞した宝石のような小さな本は分類することは不可能ですが、その成果の豊かさは、主要な文学的才能の到来を告げています。

ロラン・ゴデ （ゴデ,ロラン）
1972年パリ生まれ。劇作家として活躍していたが、その後小説作品も手がけるようになる。特に2002年発表の第二長編小説『ツォンゴール王の死』はフランス本国で大ベストセラーとなり、〈高校生が選ぶゴンクール賞〉と〈書店賞〉に選ばれた。ギリシア神話や古典悲劇などから自由に材をとり、また、戦争状態における不条理な世界を舞台にするなど、その普遍性の高い悲劇作品は現代フランス作家のなかでも異色の存在。本書『スコルタの太陽』を発表し、〈ゴンクール賞〉。現代フランス演劇界、文学界でもっとも期待される若手作家の一人。小説作品に『叫び』、『ツォンゴール王の死』、『スコルタの太陽』、『エルドラド』、『モザンビークの夜に』。戯曲作品に『怒れるオニュソス』、『メディア＝カーリー』、『いけにえの女たち』ほか。

#フランス文学 #最近の海外文学 #古代 #そるてぃ書店 #洋書 #外国語学習書 #青の本棚

商品の情報